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幕末純情伝

@新橋演舞場

全く入り込めなかったのが悔しい。自分が入り込めなかった理由は、個々の役者さんの熱演は素晴らしいのだけど、総司をとりまく主要人物のもつ背景を演出する台詞が、他の演目の台詞の寄せ集めであったことにあると思う。この台詞はあの演目のあの役の台詞、この場面はあの演目のあの名場面、と、いちいち別の芝居を呼び起こしてしまう。そんなことはよくあるはずだった。でも今回はそれが「幕末純情伝」のどこに集約されていくのか、さっぱり解らなかった。

ちゃんと自分が入り込めていたら、ラストの高杉晋作と、とめさん母の尻押しの場面など、滑稽であればあるほど(ストリッパー物語のいち場面の焼き直しだとしても)号泣パターンだったろうにね。・・・と自分の泣きどころが解るだけに悔しさ倍増。

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・個々の役者さんの見せ場に使われた別芝居の台詞のいいところ、それぞれの演目でちゃんと観てみたい。

・銀ちゃんの健在ぶりに驚く。あそこまで近藤さんを前面に出すならいっそ蒲田行進曲完結編がもう一度観たい。

・「パリコレ」の場面すごく良かった。あれが創れるのになんでそれ以前の龍馬の出番がバッサリ切られてるのか謎過ぎる。

・「生きて虜囚の辱めを受けず」は個人的にいけてません。「カウラ捕虜収容所」の方でそりゃあもう大泣きしたから受け付けない。

・トロイはなんだったんだ。前回老けててびっくりしたけどあれはメイクだったんだな。今回は普通のトロイだった。

・あっくんが強烈にいい。兄弟の絡みをもっと観たかったかも?いやそれは邪道か。

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まあ、結局自分が「今の」つか芝居についていけなかったわけですね。いままで相当好きで通ったけれどこんな惨めな敗北感は初めてだ。ショック・・・。次観るかほんと悩む。

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